2025年春、今年のお花見は宮城県松島の『西行戻しの松公園』に行ってきました。
松島は言わずと知れた日本三景の一角。
松島そして石巻地域は、東日本大地震後に仙台から毎週、多いときは週3で通った場所。あの頃は自然の営みを楽しむどころか、感じ取ることすらできない状態だった街に、いまでは人の声や笑顔が満ちていました。コロナ禍も越え、観光と思われる外国人のお客さんもたくさん居り、やっと少し「落ち着いた」のかなと、感慨深かったです。
西行戻しの松公園
西行法師が諸国行脚の折り、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地。 この公園は桜の名所で、展望台からは桜と松島湾の景色が一体となった、他に類をみない花見が味わえます。
松島観光協会
この公園は松だけではなく桜も有名で、県外それこそ国外からも訪れる人がいるくらい見事な景色を目にすることができます。なんといっても見所は、眼下に広がる桜の海とその奥に望む日本三景松島のコラボレーション。そこで写真を撮れば、まるで松島に浮かぶ桜の絨毯の上に立っているような1枚をおさめることができるスポットも存在します。

カフェ ロマン (le Roman)
この時期、西行戻しの松公園から桜越しに松島を一望できるカフェ『ロマン』さん。最高の立地で、ここに座っているだけでもう満腹ですが、ごはんもとても美味しく、最高に優雅な時間に浸ることができます。

この時期はとても混むので、整理券を受け取って順番を待ちます。だいたい30分〜1時間くらいで席に座ることができます。お食事を希望される方は、まず整理券を受け取ってから、周辺の桜を堪能して時間を待ちましょう。下の階にお洒落な雑貨屋さんもあり、楽しくてすぐに時間が過ぎます。
桜の下にシートを敷いて桜を見上げながら外でお弁当を食べるのがお花見の醍醐味ではありますが、たまにはこんなお花見もいいのではないでしょうか。
ぜひ、春の桜が咲く頃に訪れてみてください。
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